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先日21日(海の日)は関東一の祇園祭という熊谷うちわ祭へ行ってきました。
ビート収集を名目に祭り道楽かと言われてしまいそうですが、楽しい上に収穫もあるのでこれは止められませんな。

さて、熊谷の夏祭りの記録が文章に出たのは江戸時代の寛永3年(1750)で、もとは格寺社ごとに別々に行われていたものが役場役人から許可が降りて以来各町いっせいに行われるようになったそうです。

熊谷うちわ祭当時厄病除けに炊いていた赤飯をお祭りの期間中買い物客に振舞ったところ、
それが評判となり、その後手間のかかる赤飯の代わりにうちわが振舞われるようになったことがこのお祭りの由来なんだとか。

当日は沢山の立派な山車が目を引きましたが、山車に乗って演奏している方々に注目してみて下さい。
何でしょうあの大きな当たり鉦は!!
チンドン太鼓に付いているものの2倍近くはありましょうか?

演奏に使われている楽器は笛に特大当たり鉦3つ、締太鼓3つに大胴が1つというスタイルが僕が見た限り定型のようでした。


実際の演奏はというと、迫力満点の山車とは裏腹にすごーく地味な印象。。
正直演奏に参加されている方のモチベーションに個々の温度差を感じました。
あぁ今この子wiiの事考えてるな~
みたいな。。
そういう僕も幼少の頃は早く帰りたいな~とか思いながらドラえもん御輿を担いでいた口なので、
気持ちはよくわかります。。

テンポが遅く、これといった変化がないので見ている側も楽しむというよりは
へ~大きな山車だね~
と感心するより他ないような感じでした。

それなりに見ごたえはあったので満足し、近くの喫茶店で休憩した後まだやってるかなぁと会場に戻った時でした。

めぬま!! ねりこみ~! まだまだ~!
それぇ~!
ドンドンドンドドツドツドドン 
それぇ~!
ドンドンドンドドツドツドドン それぇ~!

ひゃー、うぉぉーーー!!!
かっちょいいぃぃ
!!!
何これ~!?


老若男女入り乱れたお囃子集団が突如登場したのです。
正直これは僕にとってジェイムス・ブラウン、イラケレ以来の衝撃でした!
こんなにかっこいいものが日本にもあったのかと。

あとで問い合わせてみたところ練り込み囃子といわれるもので、今回は参加されていませんでしたが練り込み踊り、鼓前童衆と合わせて練りこみと呼ばれるそうです。
今回のメインアクトではなく来月2日に同市内妻沼で行われるめぬま祭りからの出張だったようです。
僕が聴いた演奏は2つのリズムから成り、ちょっとおちゃらけたようなリズムが続いていたかと思うと、笛の合図で突如アップテンポに急展開。
めくるめく世界に観客をいざなうのです。

うちわ祭 ねり込み囃子

この団体にも近く接近する予定です。
すっかり度肝抜かされましたからね。

うちわ祭
https://360.jp/utiwa/

めぬま祭

https://www.atsuizo.com/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=467
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