動画: 2009年5月アーカイブ

類は友を呼ぶ

と昔から言うのか最近言い出したのかは知りませんが、
同じような志を持った人に出会う機会が多くなってきました。

現在おそらく唯一の音頭バンドである、
カラカラ のメンバーとの出会いもそうでした。

音頭バンド「カラカラ」先日僕宛に一通のメールが届きます。

話によるとバンドのドラマーを探していたところ、チンドン屋の高田さんから紹介され僕のブログを見たとのこと。

これはバンドにぴったりだということで、白羽の矢が立ったわけです。




音源を聞かせてもらうと皆恐ろしく上手い。
ただ最初は正直、音頭か。。
日本の音楽はダサいと言う印象を若者に植え付けた張本人と言っても過言でない音頭をあえて看板に掲げてやるのか、、うぅ、、と思ったのも事実です。

しかし、団長・萩原遼さんの
「だからこそ音頭をやる、音頭には日本の音楽の旨みが詰まっている」
という男気溢れる主張にもっともだと思いっきり納得させられ、結果的に参加を決意しました。

それから約一ヶ月、ちょこちょこ練習しつつ先週早くも本番を迎えました。
皆さん忙しい方々なので全員で演奏するのはこれが始めて。
会場はなんと文京区の銭湯 月の湯

ご主人の粋な計らいとメンバー及び関係者の涙ぐましい努力でこの本番を迎えたわけです。
実際の演奏からの一コマを紹介します。



スタンド・バイ・ミーの日本語&音頭カバーで「君がいれば大丈夫」
少ない練習でこれだけ息が合うのは皆さんの力量もさることながら、
やはり 日本人のリズム だからなのでしょうか。

こういった活動は音頭に決着をつけるという意味でとても意義があり、また楽しくもありました。
ただ僕にはどうしても拭いきれないリズムの感じ方というものがあり、
今までヘタクソながらもドラマーとして感じてきたグッとくるリズムへの執着心も捨てきれず、
結局このバンドを抜けさせて頂くことにしました。

インチキ民俗学者になるんだと割り切っていたつもりだったのに。。
割り切れていない自分を情けなく思いつつ、このバンドを断ったんだから下手な事はできねぇぞ
と気持ちを引き締めてこれからの活動を続けていく所存です。


カラカラメンバー

萩原遼 (三味線・団長)
さかもとりえ (唄)
廣瀬拓音 (ベース)
佐藤 "親方" ゆみ (ちんどん・コーラス)
鈴木 "すずめ" 恵 (お囃子・コーラス・鳴物)

サポートメンバー
小春(アコーディオン)
浦本さん(ギター)
木場さん(胡弓)

音頭バンド『カラカラ』ウェブサイト
http://www.shamisen.jp/karakara/index.html

カラカラ今後のスケジュール
浅草木馬亭:8月29日(土)
浅草木馬亭:11月28日(土)

先日江戸三大祭の一つ神田明神神田祭を見に行って来ました。

同日に亀有警察署での演奏があった為あまり時間は無かったのですが、
仕事の都合上行けるのはこの日限り。
午前中だけでもと見に行ったのです。
というのも、お囃子をやっていると必ず話に上がるのがこの神田祭の神田囃子
これを逃してはまた一年泣き寝入りなのです。

炎天下の中JR御茶ノ水駅を降るとすでにただならぬ雰囲気。
普段どこに居たのかと思うくらい活気に満ちた人達であふれ返っていました。

神田囃子あまり計画性もなく神田明神の鳥居の前まで行ってみると、

やってますやってます。
小気味いい祭囃子!








演奏されている方はさぞかし迷惑だったでしょうが、この機会を逃してはならぬと演奏が終わった直後すぐにお話を伺いました。

この時演奏されていたのは「投げ合い」と呼ばれるアップテンポな曲。
松本社中では四丁目(しちょうめ)とも呼ばれますが基本的には同じ曲でした。
絞め太鼓が一定のリズムを刻み、笛・鉦・大胴がアドリブで盛り上げます。
最後は少し長いキメのフレーズがあり終了。


お話によると宮入りの時はこの「投げ合い」しか演奏されないとのこと。
代表の立野さんという方が演奏しているから行ってみればと薦められ神楽殿へ。



真ん中で絞め太鼓を叩いてらっしゃるのが立野さん。

これまたさぞかしご迷惑だったでしょうが、映像と写真を掲載して良いですかと神楽殿の仕切りから名刺を差し出しご挨拶。
いやな顔ひとつなさらずご丁寧な対応ありがとうございました。
また改めてゆっくりお伺いさせて頂きます。

さてここでも演奏されているのは「投げ合い」

江戸っ子だってねぇ?
神っ田の生まれよぉ~!


って感じの人達が確立*したのが神田囃子だと勝手に思い込んでいるので、
他の曲も聴いてみたいってのが率直な感想でした。


神田囃子保存会の手ぬぐい時間がないので鳥居前で演奏されていた方々にお茶の差し入れをして帰ろうとすると、

「これ持って行きな」

な、なんと神田囃子の手ぬぐいをプレゼントして頂きました。



ひゃ~本気嬉しい!!

今の僕にはプラダのバッグよりも価値があるものに見えてなりません。

神田囃子保存会の方々、お忙しい中お付き合い頂きありがとうございました。
大事に汗をぬぐわせて頂きます!

神田明神

http://www.kandamyoujin.or.jp/index.html
神田囃子保存会
http://www.ne.jp/asahi/pcgnet/home/hayashi.htm

*江戸の祭囃子の発祥は葛西神社です。ここでは神田囃子というジャンルの確立という意味で言ってます。
いや~疲れた。。
けど気持ち良かった~!!

参加して頂いた方々、並びに飛び入り参加して頂いた方。
また暖かいご声援を送って頂いた方。
本当にありがとうございました。


今回は3日、6日とも精も根も尽きるまでがんばりました。
総集編ということでまず八木節の動画をどうぞ。
*注意:大音量でお聞き下さい。



前回志野まりあさんは手踊りだったのですが、なんと一週間で傘踊りをマスターし、かつ瀧田師匠のアレンジで僕らの演奏に対応した八木節の傘踊りを披露してくれました。
気合が違います!!
前さんも最高!動画を撮ってくれたナオちゃんの映像センスにも脱帽です。


続いて東京音頭
*映像と音に少しズレがありますが映像編集段階の不具合です。ご了承下さい。



瀧田くんのお母様にあたる日本民踊石川流社中の本部教授、
石川千桧香師匠
に贅沢にも参加して頂きました。

さすがというか、もう貫禄が違いますね。
今回沢山の方に見て頂きましたが、お師匠効果はすさまじいものでした。
日本伝統芸能のお偉方でありながらこれだけ飾らない方がいらっしゃるという事がなにより衝撃でした。

小さなお子さんからお年寄りの方まで(もちろん若い方も)楽しんで頂けたのは僕らの強い気持ちもさることながら、師匠のお力添えのお陰でございます
ハハ~。

今回は長丁場だっただけに色んなエピソードがありました。
上智大学の落研在籍でアメリカ出身の方が飛び入りで一席打ったり、
福岡出身の方に炭鉱節を歌っていただいたり。

また6日は雨だったのですが、土砂降りの中警官に止められた僕らを
「に~ちゃん達雨の中頑張ってんだから、やらしてやれよ!」
と、本気で僕らをかばってくれる方。
今持ち合わせががないからカンパの代わりにとカンパンを差し入れてくれる方。

皆さん十人十色でしたが、とても楽しい経験ができました。
最高のGW、もうただただ感謝。
CDを配ってくれた菱沼くんと瀧田くんの友達にも感謝。

皆様本当にありがとうございました!


菅田米穀店芸能部












最後に警官に演奏を止められた事について

僭越ながら日本のためにやってるつもりなのに日本の権力に止められてしまう。
とか言うのは言いがかりもいいとこなので、次回中野でやる時はちゃんと許可取ってやります。
中野警察署の方、JR東日本の方本当にすみませんでした。
でもも~ちょっとやらせてもらいたかったな~。。

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